ブログを更新しました。

 第29回目のブログを掲載しました。今回のテーマも前回に引き続き「今後の成長戦略」です。
 これから先、私たちは否応なくITと向き合ってサイバー空間を上手く利用しながら成長していくしかありません。そして世界には強敵がひしめいています。この競争を勝ち抜くためには日本の人柄や土地、気候・風土などすべての強みを最大限に活かしていかなければ勝ち目はありません。
 人口密度が高く、火山が多く自然災害も多い。すでに高齢化社会に突入し、団塊の世代が全員75歳以上になる2025問題もかかえています。人口は減少しはじめていて、GDPの成長率は低く2025年ごろにはインドにも抜かれそうな状況。こんな状況でも何とかしていかなければなりません。一体それはどんなものか、今後日本が成長していくために、私たちにはどのような選択肢があるか、それを実現するために何が必要か、何をしなければならないのか、改善すべき点は何かなどを探っていきたいと思います。
 前回(その28)までの3回にわたって、ITビジネス分野において今後も確実に成長が見込める、最も有望なビジネスとして「波際(ラスト・ワンインチ)ビジネス」や、日本の課題や強みを活かしたいろいろな成長戦略などについてについてご説明してきました。そして前回は、今後日本でも成長が見込まれる、より具体的な分野である「シェアリングエコノミー」と「デジタルデータの活用」に関してご説明しました。
 今回は、その続きとして、ひとつはIT人材を育てる「人材教育」、ソフトウェア技術者人口を増やす「ソフト産業強化」について、もうひとつは、2年前から続く新型コロナ流行でも話題となった「働き方改革」と「労働生産性UP」についてです。


2022年08月03日